胸腹部の後遺障害
2022.01.25

胸腹部には多くの内臓器官があり、どれも生命維持に重要な役割を果たしています。
交通事故によって内臓に障害を負った場合は、日常生活や就労が困難になることがあるばかりか、程度によっては介護が必要となることがあります。
自賠法施行令に定められている後遺障害認定基準上では、内臓の後遺障害として「胸腹部の後遺障害」があり、介護が必要になる場合の等級(要介護等級)と、そうでない場合の等級の2種類の基準がそれぞれ10段階に分けて定められています。
ここでは内臓の後遺障害にどのようなものがあるのか、どのような基準によって認定されるのかについて説明します。

 

胸腹部の後遺障害

胸部の後遺障害には、肺や横隔膜等の「呼吸器系」と、心臓や心嚢等の「循環器系」の2つがあります。

 

腹部の後遺障害

腹部の後遺障害には、食道、胃、小腸等の「消化器系」と、腎臓、尿管、膀胱等の「泌尿器系」と、「生殖器系」の3つがあります。

関連した解決事例
【橈骨遠位端骨折、TFCC損傷】異議申立により12級が認定され、1100万円増額
【TFCC損傷】併合11級が認定され、2430万円の支払いを受けて解決した事例
【頚椎捻挫 腱板損傷】異議申立により14級認定。290万円の支払いで解決
【腱板断裂】異議申立により後遺障害等級12級獲得。630万円の支払いで解決
【TFCC損傷】後遺障害等級12級で裁判をせずに裁判所の基準の賠償額を獲得
関連したコラム
後遺障害等級12級の主な症状と認定のポイント
投稿日:2021/05/14
更新日:2022/01/18
後遺障害等級14級の主な症状と認定のポイント
投稿日:2021/05/14
更新日:2022/01/18
後遺障害等級認定の仕組みと認定までの流れ
投稿日:2021/05/14
更新日:2022/01/18
関節機能障害(上肢)の認定事例(後遺障害等級1級から12級事例)
投稿日:2021/05/14
更新日:2022/01/18
TFCC損傷
投稿日:2021/05/14
更新日:2022/01/18